22日目 自分だって他人を追い詰めたことがある事。

この日は雷雨。
灰色に濁った雲が、空にぎっしりと敷き詰められていて、見るだけで気分がめいるよう。ちょうど外出しようとした時に雨が振り始めて、生暖かい雨粒が気持ち悪かったです。

休職して3週間目

仕事を休んでから、もう3週間ほど経ちました。

最初は呆然としていて、寝て起きるだけでも精一杯だったけれど、今はそこそこ外出もできる状態になっています。

とはいえ、常にくらくらと目まいがするし、数時間ほど外出しただけで体はへとへと。
また、これから復職するのか、退職するのかも決まっていません。

それだけでなく、自分が休職することになった原因について、まだ心の整理がついていないのも現状。1ヶ月も休めばある程度は元に戻れると思ったけれど、思った以上に心はボロボロでした。

自分だって他人を追い詰めたことがある

まだ心の整理はついていないけれど、自分が休職してしまった理由は「多すぎるノルマ」や「部署に馴染めなかったこと」などにあると思っています。

自分が追い詰められた理由をあげつらって、それを憎みたいと思うけれど、
自分だって他人を追い詰めたことがあるということを、自分はよく知っています。

会社とまったくカラーの違う人物

2~3年ほど前、あるアルバイトの青年が入社しました。
彼はカラフルに染めた髪、腰まで届きそうなロングヘア、パンクロックな服装という、目立った格好の人物。
良くも悪くもマイペースで、自分が仕事に関してアドバイスしても
「これはこれで良いんです」
「自分はこういうやり方で行きます」
と、正直あまり心象が良くありませんでした。彼の仕事ぶりに、自分は満足できていませんでした。

また、コミュニケーションも取りづらい雰囲気で、彼の方から話しかけることはほとんどないため、1年ほど在籍しても、ほとんど彼と交流する人はいませんでした。

彼のことが正直好きになれず、彼と2人だけの部署になった時、
自分はほとんど彼と会話をすることはありませんでした。
席替えがあり、彼と向かい合って座ることになった時、あえてモニターを正面に置いて、彼の顔が見えないようにしました。

やがて、彼は会社に来なくなりました。「自分が威圧的過ぎて辛い」「上から目線でものを言ってくるので怖い」という言伝を残して。

因果応報?

自分も、今の上司の威圧感が辛くて、最後はほとんど参ってしまいました。
仕事からプライベートまであれこれ注意を受けて、彼を見かけると、無意識の内に体が避けてしまうのです。話しかけるのも怖くて、小さなことを質問するだけで、精神が消耗してしまいました。

でも、自分だってロングヘアの青年に、同じ様な気持ちにさせていたのかもしれない。そう思うと、こうやって休職して、被害者ぶって内省して、何になるのかなと思ったりもします。

誰にだって合わない上司はいる?

会社で、こんなことがありました。
Aさんという人が、「Bさんっていう上司がすごく厳しくて怖かった」と言う一方で、
そのBさんは「Cさんっていう上司に怒鳴られまくって、辛くかった」
というのです。
「怖い上司」とされる人がいる一方で、その怖い上司にも、苦手な人がいる。
こうやって、合わない人が上にたった場合、どうすればいいのでしょうか。

今日の気温&座禅

この日の気温は34°/27°。昨日とほぼ同じですが、この日は雷雨があったため、
ちょっと頭が重かったです。

座禅はたっぷり50分にチャレンジ。最後の方はじっと座っていられず、「早く終わらないかな」とずっと考えていました。