21日目 愛すべき人たちについて
愛すべき人たちについて
この日は暑くて何もできなかったため、自分が好きな人たちのことを書きます。
大学生の頃、自分はあるレンタルビデオのお店でアルバイトをしていました。給料は休めだったけれど、好きな映画に囲まれての仕事はそれなりに楽しかったです。
お店には色々な人がいて、優しい人もいれば嫌な人もいました。
・優しい人たち
・新人教育を任されている、おっとりしたママさん
・雰囲気がぼーっとしている、大学生の青年
・ちょっとオタクっぽい眼鏡の男性
・嫌いな人たち
・いつもイライラしている、チンピラみたいな先輩
・口調がキツすぎる先輩
・営業スマイルや営業トークがうますぎて、人間味がまったくないママさん
自分はなるべく、優しい人たちのそばにいるようにしていました。
ある日、お店が改装オープンし、レンタルビデオ業務だけでなく、CDやDVD、ゲームなどを販売する部門も誕生しました。
お店は「レンタル部門」と「販売部門」の2つに分かれ、人員も半分ずつ振り分けられました。
噂では「新規事業である販売の方に、優秀な人が振り分けられるらしい」とのこと。
いざ人事異動が起こると、不思議なことが起こりました。「優しい人たち」はみんなレンタル部門に残り、「嫌いな人たち」は販売部門に異動となったのです。
自分もレンタル部門に残ることになり、「優しい人たち」側に入れたことをとてもうれしく思いました。
「優しい人たち」はおっとりしていたり、優しすぎたりするため、回りからナメられてしまうような人たちです。でも、優しくて、面倒見がよくて、困った時は相談したくなるような、不思議な魅力があります。
「嫌いな人たち」は仕事はできるし、ハキハキして明るいし、友達も結構いたりするけど、自分にはどこか冷たい人に感じられます。
自分が休職した時、「どうしたの? 大丈夫?」とメッセージをくれたのは、みんな「優しい人たち」側の人でした。
世の中には色々な人がいるけれど、自分はいつも「優しい人たち」に救われてきたこと。そして、その「優しい人たち」に幸せになって欲しいなといつも思っています。
今日の気温&座禅
今日の気温は32°/24°→35°/27°。と、3°も上昇。やっぱり前日比の気温が上がると、なんかだるい……
座禅は今までになく集中できました。坐禅中は上品(じょうぼん)という、親指と人差指で輪を作って瞑想するのですが、その輪っかがいつの間にか解けており、軽くトリップしたかのよう。
もしかすると寝ていただけかもしれません…