208日目 産業医と面談

8時30分起き。

この日は208日ぶりとなる会社へ。うわぁすげぇ緊張する。さっそく社員の人数人とすれ違い、挨拶だけ交わす。

会議室に入ると、オフィスの人と面談。この時、「実は会社の規定では休職期間は半年までなんですよね」と言われ愕然。もう、自分は7ヶ月休職してた……

これは人事の人が「休職は半年まで」ということを隠して、治療に集中させてくれていたということ。人事の人は諸事情で退職してしまったけれど、彼に感謝の気持ちが湧いてきました。

しかし現実問題として、口では「復職します」と言っているものの、まだ体調がパッとしない。今だって緊張で目まいがリンリン鳴っている。

そのことを伝えると、「最悪、仕事を辞めて治療に集中するという手もありますね。今ここで無理に復職して、そのあとでもう一度体調を崩すと、今度はもっと治るのに時間がかかりますよ」と言われました。

どうしよう。もう本当に「辞めるか」「突っ切るか」の瀬戸際なんだ。

家に帰る前にカフェに立ち寄り、自分を見つめ直してみました。ただひたすら、思いついた言葉を書き起こしてみる。

「やめちゃえやめちゃえ。今から別の仕事探そう。どうせ戻っても安月給で、周りはリア充だらけ、すぐ体調を崩すさ。本来は休職は六ヶ月までって事実は、辞める口実にピッタリだね!会社に申し訳ないのでやめますって。もしくは戻って三ヶ月くらいで、やっぱ辛いんでやめますて、相手の顔色を立てる形にしようか。どうせ「頑張ってるフリ」をするのが上手なだけで、お前は本質的には何も変わってないんでしょう? 子供の頃みたいに、無条件の霊さんと賛同を求めていた頃に戻りたいんでしょ? お前は「頑張るフリ」しかできない人間なんだ。本質的にやりたいことなんて一つもない。できることは「ダメだったけどがんばったね」と残念賞をもらうための努力だけ。痛みを伴う行動を取らない。責任も取りたくないから、いつも反応的。今日だって……」

という感じ。なんだろう、辛いけど前よりも自分と向き合えている気がする。

その日は家に帰ってもいつものようにパソコンをうだうだいじったりせず、ひたすら座禅。20分のセットを何度も繰り返し、結果2時間も瞑想していました。

復職が決まった以上、今までみたいにダラダラ過ごしていたらダメだ。「全力で元気になる」ための努力をしよう。

明日は絶対に会社に行っている時と同じ、8時30分に起きよう。