146日目 NPO法人に怒る・三軒茶屋へ・誰かが亡くなる瞬間

この日は8時30分に起きて、世田谷のあるNPO法人の説明会に参加しました。

その団体は子供向けのキャンプなどを開催している団体で、キャンプ経験のある自分が役に立てそうだと思ったからです。

ただ、その法人の建物に入ってみると、想像以上に内装がボロボロでびっくりしました。
それに、スタッフたちが騒いでいるのも気になります。わたしたち来客がいるのに、まるで高校生みたいにキャーキャー騒いでいて、耳をふさぎたくなったくらい。
「このNPOに参加したら、この人達と活動するのか!?」と不安になるくらい。

説明会は「参加者が定刻に来ていない」とかで、10分遅れで始まりました。

呆れたのが、来客向けに説明会が始まっているのに、まーだスタッフが後ろで騒いでいること。もう説明の声すら聞こえない。

この時点で、わたしはこの団体を見限りました。
わたしは無言で席を立つと、説明会の途中にもかかわらずビルをさりました。

こんな時、どうすればよかったのでしょうか。「静かにしてください」と言えば良かったのか、正直に「大学のサークルみたいなノリについていけない」と言うべきだったのか。自分がすごく大人気ない気がします。

ビルを出てから10分ぐらいは、怒りで頭が沸騰していました。怒りを分析してみると
「せっかく早起きしたのに!」
「仮にもNPO法人が、あんな大学サークルのノリだなんてがっかり!」
「来客があってもあんなに騒げるなんておかしくない!?」
など、自己中な理由もあるなと反省。

たまたまそこは世田谷区だったので、そのまま電車に乗ってお気に入りの町、三軒茶屋へ。

この日はものすごく寒くて、手がかじかんでしまうほど。贅沢してスタバの入ると、ホワイトモカを注文。
温かいコーヒーを飲んだ瞬間、生き返るような気持ちになりました。

その後、お気に入りの世田谷公園でパンを食べていると、おかしなことが起こりました。
遠くのベンチで、老人らしき男性が、天を仰いだまま動かないのです。

やがて救急隊が来ると、心臓マッサージをはじめました。心臓が動かなかったのか、マッサージは何分も続いたのです。最後までマッサージを受けながら、男性は救急車へ運ばれていきました。心筋梗塞か何かでしょうか?

もしかしたら、誰かが亡くなる瞬間を観てしまったのかもしれない。
少し感傷的なできごとでした。

夜、腸がどんよりと重くて、気分がここ数ヶ月で一番に落ち込みました。
もう復職なんてムリ、30過ぎたから、他の仕事に入るのもムリ、ライターなんて続けるのもムリ、もう何もかもダメだ……

でも、お腹の調子が落ち着くと、気分も良くなりました。いつものように、ちょっと跳ね返って気分が良くなりすぎたほどです。

気温は5.3°。気圧は1023.8hPa。気分は低め。座禅はサボり。